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webライターは孤独を感じやすい?寂しさを和らげる方法ついても解説

webライター 孤独

webライターという仕事に対するイメージは様々ですが、なかには「1人作業が中心になりそうで寂しそう」「webライターになりたけど、孤独に作業することに耐えられるかな...」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、webライターが孤独なのかといったことから、孤独感を和らげる方法、孤独のメリットなどについて詳しく解説します。

webライターは孤独なのか

ここでは、前提としてwebライターは孤独を感じやすい仕事であるかどうかについて解説します。

webライターは孤独を感じやすい

前提として、webライターは孤独を感じやすい仕事であるといえるでしょう。

「1人作業が続いていて寂しい」と感じている方も多いかと思いますが、その感覚はライターであれば多くの方がもつものです。

孤独を感じる理由としては2章で詳しく解説しますが、主に下記のようなことが背景にあります。

・対面でのコミュニケーションが少ないから
・業務に関する話のみで完結するから
・同じような作業を繰り返すから

実際、僕は本業・副業ともにライター経験がありますが、どちらもほとんどの時間を1人で作業していました。そのため、孤独を感じることも多かったです。

作業に集中すれば孤独感はなくなるのですが、休憩中や作業後などはよく「さみしい」と感じていました。特に、副業は本当に一人作業なので、フリーランスライターの方であれば、1日一言も発さないこともよくあるのではと感じます。

多くのフリーランサーも孤独を感じてる

フリーランスのライターとして活動されている方も多いと思います。

今回「孤独」をテーマに情報収集をしているなかで、下記のような興味深いデータを見つけました。フリーランスの実態調査の結果です。

日々の仕事のなかで、孤独感を感じることがあるか

引用元:フリーランスの2人に1人が、「孤独を感じる」「メンタルヘルスに課題を感じる」と回答。:PRTIMES

上記のグラフをみると、孤独を感じたことがある割合は半数以上いることが分かります。

こちらを見ても「ライターとして孤独を感じている現状」というのはいたって普通のことでありそうです。

webライターが孤独を感じやすい3つの理由

webライターが孤独を感じやすい3つの理由

ここでは、webライターが孤独を感じやすい理由について2つ解説します。

対面でのコミュニケーションが少ないから

ライターという仕事は、対面でのコミュニケーションが少ないケースが多いです。

構成作成やライティング・納品が主であるため、パソコン一つあれば作業は完結します。そのため、企業勤めのライターでもリモートとして働くと会話はチャットが大半です。
特に、フリーランスライターであれば連絡は90%以上チャットとなるでしょう。

対面でのコミュニケーションがあれば、朝会や夜会、小休止の合間に雑談なども生まれますが、リモートではそれも難しいでしょう。

また、外に出て作業する必要がなく、1人で作業することが多い環境であるのも孤独を感じやすい理由の一つではないかと思います。

業務に関する話のみで完結するから

リモートワークの場合、チャットでの連絡はありますが95%以上業務に関する話のみとなります。

勤務時間中に仕事の話しかしないのは当たり前といえばそうなのですが、対面でのコミュニケーションでない分、孤独感を感じることもあるでしょう。

フリーランスの場合、とても雑談をする空気ではありません笑 僕も他の方と雑談をしたことは半年に1回程度でした。それも2往復も続かず終了。

ただし、これは各職場やプロジェクトメンバーの雰囲気などによっても左右されます。フレンドリーな環境であれば、委託であってもフランクに雑談できる状況もあるでしょう。

友達との予定が合わなくなるから

フリーランスライターとして活動している方の場合、稼働した分だけ報酬が得られます。そのため、人によっては平日土日関係なく働くケースも多いでしょう。

特に、納期が迫っている場合は休みなく働くことも多いです。

そのため、外出予定を立てにくい、または立てられないこともあります。タイミングによっては、友達からのお誘いを断ざるを得ないこともあるでしょう。

遊びの予定が見通せないと、1人でいる時間がさらに長くなり孤独感が強まる可能性が高いです。

webライターで感じる孤独感を和らげる方法

webライターで感じる孤独感を和らげる方法

webライターをやる以上ある程度の孤独感は仕方ありませんが、健全な範囲にとどめたいところです。

ここでは、少しでも孤独感を和らげる方法について解説します。

発信し他のライターと交流する

webライターは一人で作業することが多いので、他のライターと交流してみるのがおすすめです。

仲間がいれば、仕事の進め方や役立つツールなど情報交換もできますし、案件を紹介してもらえることもあります。知人の紹介で案件を受けるのはよくある話なので、フリーランスとしてWebライターをする方は、ぜひ他のライターと交流してみてください。

交流の場としては、ブログのコメント欄やX(旧Twitter)、インスタグラムなど、ブログや各SNSが主流です。

もしくは、ライタースクールや勉強会のような場に出てみるのも一つの方法となります。有益な情報が発信されていることも多いので、機会があれば参加してみましょう。

たまには出先で作業する

孤独感を和らげるには、出先で作業するのも効果的です。

周りに人がいるカフェや図書館、コワーキングスペースなどで作業すると、似たような人もたくさんいます。いつもと違う場所での作業は気分転換にもなるため、孤独感が和らぐでしょう。

家にこもりっきりの作業が続くと、抑うつ状態になってしまいやすいとされているため注意してください。人間は日に当たる時間が短いと、セロトニンの合成が少なくなります。そのため、うつになる可能性が高まるそうです。

適度に身体を動かすのも心身ともに良い影響があるので、健康のためにも出先で作業するのもおすすめの方法となります。

参照:セロトニンの増加が心身に及ぼす効果:医療法人社団 平成医会

植物を育てる

植物との触れ合いは、人間のストレスを大きく軽減することが分かっています。

部屋に置くだけでもインテリアになったり、空気清浄効果が得られる植物ですが、お世話することでも孤独感を和らげる効果があるそうです。

植物は「フィトンチッド」と呼ばれる物質を出しており、これがリラックス効果を高めているとする研究結果があります。

参照:観葉植物のグリーンアメニティ効果に関する研究 : (第1報)植物がオフィスワーカーの心理・生理反応及びプロダクティビティに及ぼす影響:空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集

webライターにおける孤独感も、観葉植物を置いて世話をすることで緩和できるかもしれません。

ペットなども孤独感を軽減させる癒し効果があるとされていますが、飼育が難しい場合は植物を置く方法が一番簡単な方法になるのではないでしょうか。

企業にライターとして就職する

Webライターにおける孤独感が辛い場合や、企業にライターとして就職するという方法もあります。本格的にライターを目指す場合にも有効です。

企業勤めのライターであれば。チームで施策を回していくことになります。周りの人との連携が欠かせないので、必然的にコミュニケーション量は増えるでしょう。孤独感も感じにくくなります。

企業によってはランチやサークルなど、社員間の交流を推進しているところもあり、積極的に参加してみるのもよいと思います。

孤独のメリット

孤独にもいくつかのメリットがあります。

ここでは、webライターで孤独があることによるメリットを解説します。

他人に合わせる必要がなくなる

孤独であるということは、自由であるということにもなります。

フリーランスのwebライターであれば、場所や時間配分に制限はないので他人に気を遣う必要がありません。自分のぺースで作業することができます。

クライアントとのチャットやミーティングなどが入る場合もありますが、他の職種やオフィスでの仕事よりも1人で作業に集中できるでしょう。

特に、出社するとなるとランチに誘われる、飲み会に誘われるなど業務外のコミュニケーションが発生します。「業務時間外は1人を満喫したい」という方には孤独は大きなメリットです。

自分で作業時間を決められる

フリーランスのwebライターの場合、作業時間を自分の好きなように割り振ることができます。決められた業務を期日までに終わらせることができれば、時間の使い方は一任されていることが多いです。

例えば、水曜と土日をお休みにしたり、逆に土日稼働して平日に休日をもってくることもできます。

ただし、作業時間については契約内容をよく確認してください。

クライアントの就業時間内で連絡ができるようにしておく必要がある場合も多いです。対応できずにいると、契約を切られてしまう可能性があります。

自分と向き合うことができる

孤独になるということは、自然と考える時間が増えることにもなります。そのため、自分と向き合う時間も増えるでしょう。

自分と向き合うことで、今後の生き方などを明確にしやすくなります。特に、空き時間でどのようなことに時間を使うのかに意識を向けると、自分の興味関心や苦手なことが浮彫になってくるはずです。

孤独になると、これまで深く考えなかった部分の整理が進んできます。これも、孤独の一つのメリットです。

webライターとして孤独を味方につける3つの方法

webライターとして孤独を味方につける3つの方法

webライターをしていく以上、1人の時間が増えるため孤独を感じることもあるでしょう。孤独を避けられないのであれば、味方につける方がスマートです。

ここでは、孤独を味方につける方法について3つ解説します。

コントロールできる目標を立てる

ずっとライティングを行っていると、その意義や目的を見失いがちです。モチベーションが低い状態では、さらに孤独が増してしまいます。

孤独を強みに変えていくためには、自分でコントロール可能な目標を立てるのがおすすめです。

例えば「1日に5000字書く」「来月は収入を1万円アップさせる」などがよいかもしれません。自分だけで達成できる目標を立てれば、達成していく過程のなかでスキルやモチベーションがアップします。

孤独=「自分のために使える時間がたっぷりある」ということなので、有効活用できるとベストです。

新しいコミュニティに参加する

新しいコミュニティに参加するのも、孤独な時間を味方につけるコツです。

孤独な時間があるのなら、せっかくなら新しいコミュニティに参加して仲間や知見を広げる時間にしましょう。

コミュニティが広がれば孤独感も感じにくくなりますし、新たな居場所として人生をより豊かなものにしてくれるかもしれません。ハーバード大学が行った75年間にわたる研究では「信頼できる人とつながっていること」が人間の幸福度を左右するものであるという結果になっています。

参考:史上最長「ハーバード大学の80年間724人追跡調査で判明」人生に最大の幸福をもたらす"意外な要素:PRESIDENT Online

コミュニティによる課外活動は外出するきっかけにもなるので、引きこもりがちなライターは良いストレス発散にもなるかもです。

「ジモティー」や「つなゲート」では、他種多用なコミュニティーで仲間を募集しています。趣味や仕事に関するコミュニティーなど、気軽に参加してみるのもアリですね。

できるようになったことを考える

孤独になったことで、できるようになったことを考えてみるのもおすすめです。

例えば、就業後は飲み会・週末は誘われたサウナに行く、など、少なからず「面倒な付き合い」は発生します。心から楽しいと思えていれば別ですが、そうじゃない場合も多いですよね。

しかし、孤独の時間が多い=自由時間が多い、となれば、できることはたくさんあります。

「終業後はすぐに録り溜めしてたドラマを見る」「休み時間は好きなゲームをする」なんてことは、孤独な時間だからこそできるものです。

時間がある分、逆に「できることは何か」について考えてみましょう。

十分な睡眠時間を確保する

睡眠時間をしっかりと確保することは、孤独を感じやすいwebライターの生活上とても大切です。

フリーランスライターであれば稼働した分だけ稼げるので、睡眠時間を削ってまで作業してしまうこともあるでしょう。納期が迫っているときも同様です。

睡眠時間を十分に取れていないと、孤独や不安を感じやすいと言われています。睡眠不足は万病のもとなので、絶対に無理はしないでください。

身体と心を大切にするために、そして孤独を味方に変えるためには、まずしっかりと休むことがとても重要なことです。

webライターの孤独感は払拭できる!

webライターとして仕事をする上で、孤独感を感じることは珍しいことではありません。僕自身、作業に慣れて余裕が出てくるほど孤独感を強く感じました。

しかし、孤独感に悩まされるあまり、仕事に支障をきたしては元も子もありません。

孤独感によってストレスをため込まないよう、孤独を味方につけながら適切に対処していきましょう。

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