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webライターは誰でもなれる?向いている人や辛い瞬間とは

webライターは誰でもなれる?向いている人や辛い瞬間とは

副業を始めようと考えている方の中には、webライターで稼ごうと考えている方も多いかと思います。

しかし、「そもそもwebライターは誰もなれるの?」「webライターで本当に稼いでいけるのか心配」といった疑問や不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではwebライターは誰でもなれるのか、といったところからwebライターに向いている人や向いてない人、webライターになるために必要な考え方などについて詳しく解説していきます。

副業をwebライターとして始めようと考えている方は、本記事を参考にしていただきたいと思います。

webライターは誰でもなれる?

結論、webライターは誰でもなれます

特別な資格や実務経験がなくても、お手持ちのパソコンやスマートフォンで記事を書き始めれば、誰でもその瞬間から「webライター」です。

最近では、会社員や学生でも副業をすることは何も珍しくない時代となりました。副業の方法には色々ありますが、そのなかでもwebライターという副業は始めやすい副業方法として注目されています。

実際に、未経験からいきなりwebライターを始めて稼いでいる方はたくさんいます。本記事を見てくれている方のなかにも「ライターでいくらか稼げないかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、webライターとして副業を続けられる人となると向き不向きがあります。

そこで、続いてはwebライターに向いている人の特徴と向いていない人の特徴についてそれぞれ詳しく紹介していきます。

webライターに向いている人

webライターに向いている人は、以下の特徴があります。

  • インドア派の人
  • 読書感想文が苦でなかった人
  • 何かの分野でオタクの人
  • HSPの人

これら4つのうちいずれかに当てはまる人であれば、ライターに向いているといえます。

それぞれ詳しく解説していきます。

インドア派の人

webライティングは、パソコン作業に必要な環境で行うことになります。そのため、基本的には家で作業することになる場合が多く、インドア派の人におすすめできる副業といえます。

実際、パソコンと通信環境が整っていれば作業ができるため、一日中家に引きこもって作業することも普通です。営業やデリバリー、覆面モニターなどの副業と違い、外に出る必要が全くと言っていいほどありません。

「家で完結する副業がいい」「外よりも室内で黙々と仕事する方が好き」という方は、webライターに向いているといえます。

読書感想文か苦でなかった人

夏休みの読書感想文を書くのが楽しかった人や、少なくとも嫌ではなかった人はwebライターに向いています。

夏休み中の宿題として、課題図書を読んで800字~1000字ほどの感想文を書いた経験のある方も多いと思います。webライティングも、期限内にリサーチを行い数千文字を執筆するという意味では、読書感想文と近いです。

「文字を書く」ということ自体に抵抗がないことは、webライターになる上でかなりのアドバンテージになります。一記事当たり5000文字以上を書くことは普通なので、文書を書くことに抵抗のある方がwebライターになるとかなりきついかもしれません。

また、webのライティングの基本は、自分の体験談やネットに散らばっている情報をまとめることなので、コツコツ作業できる根気も必要です

何かの分野でオタクの人

webライティングの基本は、課題解決に役立つ情報を提供することです。つまり、検索する人(=ユーザー)がどんな問題を抱えていて、どんな情報を必要としているのかを見極める必要があります。

何かの分野でオタクの人は、その分野に関するテーマについてライティングする場合に圧倒的に有利です。ユーザー=自分となるため、どんなことを書けば役に立つかを簡単に想像することができるからです。

例えば「ギター コード」と検索する人はどんな課題を抱えていそうでしょうか。ギターを弾く人なら考えやすいかと思います。「遠距離恋愛 コツ」であれば、遠距離恋愛を続ける方法を知りたそうなことが分かります。しかし、実際に遠距離恋愛をしたことがなければどんな情報を提供すればよいかイメージが湧きづらいです。

このように、続けている趣味や詳しい分野がある人は大きなアドバンテージがあるため、webライターに向いているといえます。

HSPの人

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは、一言で言えば「生まれつき強い感受性を持った人」のことです。日常生活のあらゆる場面で大きな刺激を受けてしまうので、心が疲れやすく生きづらく感じる傾向にあるという特徴があります。

webライターは、基本的に一人で仕事を進められ在宅でもできます。そのため、刺激が少なくHSPの人におすすめされることが多い仕事です。実際に、HSPの人が副業や本業としてwebライターになることが多い傾向にあります。

それだけではありません。持ち前の感受性や創造性を生かして、相手が求めていることを追求し文章に落とし込むことができます

HSPだからといって確実にライターに向いているわけではありませんが、webライターに向いている傾向は強いです。

webライターに向いていない人

人と接することが好きな人

先ほどご紹介した通り、webライターは基本的に一人で作業することになります。そのため、「仕事を進めるならチームで協力しながら進めたい!」と思う方には向いていない可能性が高いです。

副業でライティングを始める場合、クライアントとの連絡は基本的にチャットワーク上などの連絡ツールが主となります。定期ミーティングへの参加が必須となっているケースもありますが、それでも月1と頻度はかなり少ないです。そのため、クライアントや他のライターと関わることはほぼないといってもよいでしょう。

ただし、これは在宅ライターに限った場合です。本業ライターとして働くのであれば他の社員とのミーティングなども活発に行われますので、他の人と接する機会は副業ライターに比べて各段に多いです。

また、ライターとして会社に属するとライティングの知識はもちろん、SEOの知識やマーケティングの知識なども教わることができます。「将来的にライターとして働いていきたい!」という方であれば、ライター志望として転職活動をするのも一つの方法です。

楽に副業をしたい人

ライターは副業として人気がありますが、稼ぐにはそれなりの時間と労力が必要です。

特に、ライティングをするためにライティングテーマのインプットに多くの時間が必要です、特に、そのテーマについての知識や体験がない場合、検索して情報収集をする段階が最も大変な作業となります

情報収集に加えてライティングの時間も合わせると、ライターになりたての頃の時給は100円以下になることも珍しくありません。サラリーマンの方であれば、月に3万円を稼ぐのもかなり大変です。

「できるだけ頭や時間を使わずに副業を始めたい」という人は、アンケートやモニター調査などの方がおすすめです。

パソコンが苦手な人

副業ライターとして収入を得るのであれば、パソコンに関する最低限の知識は必要です

例えば、「Googleドライブ」や「wordpress」はよく使われるツールです。そのため、これらの副業ライターでも把握しておく必要があります。半日もあれば、誰でもその使い方を一通り把握することができます。

しかし、使い方を習得する上で専門的なカタカナ用語が多く飛び交うため、パソコンに苦手意識のある方はそれらツールを使いこなせるまで時間もストレスもかかってしまうかもしれません。

また、ライターの収入はライティングスピードにある程度比例しますので、キーボード入力のスピードも大切になります。ベストは、ブラインドタッチで1時間に800字以上の文字を打てるようになることです

【あるある】webライターとして辛い瞬間

膨大なリサーチ時間が必要なとき

webライターは様々なテーマについてライティングしますが、いつも自分の知見があるテーマとは限りません。

時には、専門的な知識が問われるテーマもあります。自分が触れたことのないテーマを書く時には、リサーチをしながら書く必要があるでしょう。

このリサーチ時間、慣れないうちはかなりの時間をとることになります。ライティングテーマについて検索をしながら進めるので、なかなか筆が進まなくなることはしょっちゅうです。

時には、「1時間でこれだけ!?」というような少ない文字数しか書けないこともあります。

リサーチ時間は、自身がそのテーマについてどれだけ知見があるかやテーマの調べ方によって大幅に時間を短縮できるので、最初の壁の一つだと思って乗り越えましょう。

時給に換算したとき

webライターとして始めたばかりの時給は、正直いってかなり低いです。

例えば、クライアントから案件をもらってライティングをする場合、最初は文字単価は0.3円や0.5円からスタートすることが多いです。1文字0.5円として、1時間で800文字書くと時給は400円。400字といっても、400字詰め原稿用紙2枚分ですからまあまあの文字量です。

webライターといっても、その仕事内容はライティングそのものだけでなく画像の選定や挿入、修正依頼への対応もあります。このような作業時間を全て含めると、時給は100円に満たないこともあるあるです。

このように収入に対して割に合わないと感じることもありますが、記事を納品し続け実績を作れば文字単価の交渉も行うことができます

慣れてくればライティングスピードも向上するので、最初のうちは収入よりもwebライターとしてスキルを磨くことに集中する方が稼ぐ近道です。

執筆した記事が検索結果に現れないとき

何時間もかけて書いた記事でも、検索結果にすら表示されず誰も読まれないことは珍しくありません。特に、開設したてのブログは検索結果の1ページ目(10位以内)に表示されることも難しいです。

自分でブログを開設して記事を書いてみようと考えている方は、このように「今膨大な時間をかけてやっていることが無駄なのではないか」という気持ちに襲われるときがやってきます。

しかし、ある程度記事を書いて公開し実績を積み上げていくことで、徐々に検索結果の上位に表示されるようになるので心配ありません。意気込んでブログを開設した方が、この記事が表示されない闇の時代に耐えられず脱落していきます。最初の数か月間は結果が伴わなくて当たり前と考え、とにかくブログ続けていくことが大切です。

クライアントから案件をもらwebライターは、公開するサイトによっては執筆した記事が上位に表示されることもあります。そのため、「読まれない記事なのではないか」と心配する必要はあまりありません。

webライターになるために必要な考え方

副業として、本業としてwebライターになろうと考えている方に向け、無理せず続けるために必要な考え方を3つご紹介します。

収入を上げるためには、とにかく続けることが大切です。未経験から始めると最初の頃は誰でも収入は低いので、まずはwebライティングに馴れることを目標に少しづつレベルアップしていきましょう。

最初の数か月間はトライアル

Webライターとして仕事をし始めた頃は、かなり収入が低いことをご紹介してきました。理想と現実とのギャップに苦しみながらパソコンに向かうこともあるかと思います。

だからこそ、最初の2~3か月はトライアルという気持ちで仕事を進めていくことが大切です。

Webライターを続けていけば、自然とスキルアップしより高単価な案件で受注することもできます。また、自分でブログを開設してマネタイズしやすくなるでしょう。

身に着けたスキルで思わぬ副産物が生まれることもありますので、焦らずゆっくりとwebライターとして仕事を進めていくようにしましょう。

リサーチはRPGをする感覚で行う

webライターが辛い3つの瞬間でもご紹介した通り、知見がないテーマについて書くときは膨大なリサーチ時間が必要になります。

しかし、リサーチ時間はwebライターとして仕事を進める上で大きな割合を占めるものです。そのため、できることなら楽しくリサーチしたいですよね。

そこでおすすめな考え方は、リサーチ時間をRPGをするときのような感覚で行うことです

RPGはアイテムなどを拾いながら敵と戦い、少しづつ主人公をレベルアップさせていくゲームです。同じように、リサーチ時間も見方を変えれば自分の知見を増やす時間になります。調べる時間が多いということは、今まで触れてこなかった新しい世界に足を踏み入れることです。

RPGのように自分をレベルアップさせていく感覚でリサーチを進めていくと、好奇心が刺激され楽しい時間にすらなりますよ。

まずは月1万円を目指す

webライターを副業として始めるのであれば、まずは月に1万円を稼ぐことを目標とすることをおすすめします。

というのも、いきなりライティングで月に3万円や5万円を稼ぐことは難しいからです。先ほどご紹介したように、駆け出しwebライターの収入は時給換算するとかなり低くくなってしまいます。

初月からいきなり、「今月は5万円稼ぐ!」という高い目標を設定してしまうと、現実とのギャップがありすぎて挫折してしまう可能性が高いです。

月に1万円というと一見低いようにも見えますが、まずは確実に達成できる目標を掲げた方が精神衛生上も良いですし、何よりも無理なく続けることができます。

webライターに限らずですが、副業である程度稼げるようになるにはとにかく諦めずに続けることが鍵になります。

初月は1万円を目標に、webライターとして副業を始めてみましょう。

まとめ

未経験からでも始めやすい副業としてwebライターになろうと考えている方は多いですし、誰でもwebライターになれることは確かです

しかし、いくら始めやすいといっても稼ぐにはある程度の時間とスキルが必要になります。

また、向き不向きもありますので、今回ご紹介した内容も含めてwebライターとして収入を得ていけそうかどうか検討してみましょう。

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